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自閉症児の教育マニュアル [ O.アイヴァー・ロバース ]のレビューは!?
40代 男性さん
この本は930ページあり、届いた瞬間、期待と覚悟を合わせたような気持ちになりました。私は10歳になる自閉症児の父親です。 この本を購入して3ヶ月がたつのですが、やっと400ページに達したところです。さらっと目をとおしたときの第一印象は、「とても読みやすい」と感じたのを覚えています。訳本でありながらとても自然な日本語で書かれていて、行間も疲れを感じさせない心地よいレイアウトと感じました。 この本の内容は、自閉症療育の2大手法のうちの一つ、「行動分析療法」の最先端で詳しい本と考えてください。 私は、400ページあたりまで読み進んで、「弁別学習」が療育においてとても重要な要素であることがわかりました。その「弁別学習」を訓練するための方法がこの本には事細かく解説されていて、「弁別学習」を軸に教育のステップが解説されています。 私個人の考えですが、弁別学習って、実は非常に難しい。できる子は容易くできるし、できない子に同じ事を繰り返しやらせてもできるようにはならない。弁別学習の指導法を知らずに、療育を進めると、ある時大きな壁に当たり前進しなくなったり、指導者によって療育効果が大きくぶれたりするんだろうなと感じました。 今回は、レビューリクエストが複数ついていたので、読破の前に中間のレビューを書いてみました。この本は1万円台の価格帯であり、たくさんは流通しない物と思われます。興味をもったら、今買っておくことをお勧めします。数年後には手に入りにくい可能性大です。
年齢不詳さん
分厚いです。ぱらぱらめくった感じでは、中身も字だらけで、盛りだくさんな感じです…。まだ全然読めていません。読み物として通して読む、というよりは「こういうときどうすればいいか?」という時に辞書的に使いたいと思っているのですが、せめて、どこに何が書いてあるのか分かるくらいには斜め読みしたいと思っています。しかし、読み始めるのにも勇気が要る分厚さです。本棚に並んでいるだけで満足してしまいそうですが、がんばって手に取りたいです。 しかし、息子の通う療育の先生には「すごい本を買ったのね。でもABAを生活の中で気軽に実践するにはもっと薄くて実用的なものがいいわよ」と別の本を勧められました。